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メイクアップは魔法?

   

メイクアップ、若い女性ならワクワクしながらグッズを探すことでしょう。
友達と一緒に探したり、雑誌のメイクを参考にしてトライしたり。
かたや、メイクでも、絶対にしなければいけない年齢、職場、などになると、グッとテンションは下がります。
でもね、メイクって、ある種の魔法ですよ。
私がもうずいぶん前ですけど、メイクアップを一般の方に教えていたころの話。
マンツーマンでお教えするのですが、その予約を奥様の為になさった男性がいます。
当日お二人でいらっしゃいました。
ご主人は、最近病気でふさぎがちの妻をメイクできれいにして、華やかな気分にしてあげたい。
奥様、ご主人、共に80前くらいかな?
ご主人はすらっとしていて、ジャケットを着て、とてもスマートな方。
奥様は、こんな年になってお化粧なんて、と引っ込み思案。洋服もほんとに楽そうな部屋着。
髪も、ストレートでひっつめです。
この奥様、昔はすごく美人だったんでしょうね。
そこで、奥様はお美しい方ですね、というと、御主人が満足そうに、そうでしょう、今だってこんなにきれいなのに、自分を卑下するんですよ、、、
奥様は横で、もう80になるのよ。何したって無駄よ、、、
そうですか、分かりました。何したって無駄かどうか私に一度試させてください。もし、私のメイクが気に入られましたら、次回からはご自分で出来るようにレッスンを始めましょう。
自分がどうありたいと思いますか?メイクで自信を持ちたい?自然なメイクで自分自身が気持ちよくありたい。又はパーティーメイクを試してみたい、、、
ご主人と奥様お二人とも、まずは普段の自然なメイクで、という事で始めました。
髪は簡単に大きめのカーラーで巻いておきます。
えっ、髪の毛も?そうです。顔と髪は一体ですよ。
ベースはピンク系で地肌を調え、眉を自然に整えて軽くパウダーで強調。パープル系でアイメイク。アイライナーはペンシルではなく、濃紺のパウダーを使ってまつ毛の際に入れ、マスカラを軽く使います。淡いピンクの頬紅、口紅は、少し大きめにパールの入った淡いピンク。
髪を下ろしてブラッシングして出来上がり。
メイクの最中は鏡を見せません。出来上がってからお見せしました。
鏡の中の自分を見た時の奥様の嬉しそうなお顔、今でも忘れる事はできません。
ご主人も大変満足なさって、奥様を抱きしめ、きれいだよ!と一言。
お二人はそれから、服を買いに行き、お食事にいらしたそうです。
この奥様、その後レッスンを受けて頂き、パーティーには私がメイクさせて頂き、彼女が亡くなるまで私の顧客でいて下さいました。
ふさぎ込んだ時に疲れた顔はいけませんね。見せる人がいないから、などと言わずに、そんな時こそキリッとメイクしてみましょうよ。
出来るなら、服も着替えて出かけてみる。
気分が変わりますよ。
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日本に帰国して、若い方のメイクを見ていると、個性的に見えて、個性的でない。
皆さんメイクの仕方が似通っている。同じような眉に、同じようなアイメイク、そして頬紅、口紅に至るまで、色も形も一緒。
別に流行を追いかけなくってもいいんです。
自分の顔を生かしましょうよ。
そして、TPOに合わせてメイクも変える。
例えば仕事上、強気に出なければいけない時もメイクはとても役立ちます。
ある画家さんが私に言いました。すっぴんでいた私に、”マヤのメイクは仮面だね。” 
そう、お化粧で強気を出して仕事をしていたんですね。
さすがは画家だと思った一言でした。
もしあなたが、メイクに自信がないのなら、思い切って化粧品コーナーでビューティーアドバイザーに聞いてみるのもいいでしょう。
きれいになると、自分に自信が持てますよ。
ドイツ人はポイントメイク程度の人が多いです。きちんと地肌から整えている人は非常に少ない。あれはどうしてでしょう。
とはいえ、私も、最近は殆どメイクをしません。気合!を入れて出かける時だけです。普段はすっぴん。
仕事場が自宅ですから、出来る事ですけれど。
これは私事ですが、私のお肌のケアは宇津木流です。
最近では、ミネラル化粧品もたくさん出回っています。色合いも、ずいぶん増えました。
普段使いのメイクならば、お肌に優しいミネラル化粧品を使うという事も考えてみませんか?

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