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VWリコール、難民問題、国防相の博士論文盗用疑惑、揺れるドイツ

   

今のドイツは難題で溢れかえっています。
VW排ガス不正問題では、まずWinterkornが辞任し、新しくMüllerが就任。しかしながら、この不正ソフトは2009年の車両から搭載されています。
そうすると、その当時はピエヒがCEOです。
今回の不正問題に、どうしてピエヒの名前が出てこないのか不思議で仕方ありません。
アメリカでは投資家がVWを相手取り、損害賠償を求める集団訴訟の手続きを始めるとか。
もう、こうなればVWの力だけでなく、国がVW救済をしていく必要性があります。
今後のミュラーの手腕に掛かってきますが、今後どう展開していくのか目が離せません。
難民問題も、大きくなってきています。
メアケル首相は国民からも、党内からも非難を受け、今後の彼女の政治力の低下につながってくるでしょう。
入ってきた難民の30%が国籍を偽っており、その管理ができていない事。
今回の難民問題は、ハンガリーからドイツ行を求め、電車をドイツに向けて発車させたことから始まりました。
ドイツ国民の殆どは、イスラム信者に対し良い印象は持っていません。
イスラム教徒とキリスト教徒と住む区域を別にすべきだ、との意見も出てきています。
今後、難民の、または難民に対しての暴動が起こった時には、メアケル政権は求心力を失っていくことが予想されます。
しかしながら、上記のVWの問題、それに難民の問題と、かなりの費用が掛かるでしょう。
いくらになるのかは今の処、発表されていません。
私たちはここで難民ではないけれど、外人。
坊主憎けりゃ袈裟まで、、、とならなければ良いのですが、心配は止みません。
そんな揺れているメアケル政権にもう一つの大きな問題が降りかかってきました。
ドイツ国防相のvon der Leyen の博士号論文に不正有りとVroniplag Wikiが発表しました。
彼女が1990年にハノーヴァー医科大に提出した博士号の論文です。
20数か所において、出典の明示がなされていない事をあげられました。
これを受けたvon der Leyenはすぐさま、ハノーヴァー医科大に彼女の論文を公式の機関で調査してくれるよう要請し、大学もこれを受け入れたとされています。
メアケル政権では、2011年に、当時の国防相、zu Guttenbergが、そして2013年には教育相のSchavanがそれぞれ博士号論文不正で失脚しています。
von der Leyenはメアケルのお気に入りで、次期、首相を狙っているといわれていますが、もし、彼女まで失脚することがあれば、これまたメアケル政権にとっては大きな痛手となるでしょう。
この先メアケル政権がこれらの問題をどう解決していくのか、、、彼女の前に立ちはだかった壁はとてつもなく大きいものと思われます。

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