子供の自立 ドイツの場合
2015/11/10
次男の宴がお開きになったのは朝の5時。
前日の夜7時から始めて、延々10時間、、、よく話が続くねぇ、、、
開けたのは、パパのバランタイン 30年物、1本。
ええ度胸してはるわ!
お昼まで勿論、起きてきませんでした。
長男は、金曜日、朝5時にご帰還。夕べは、朝2時にご帰還。
ホント、最近子供たちをあまり見なくなりました。
どのタイミングでご飯を作ればいいのか、結構難しい。
今日は、サンルームの模様替え。
夏のブルーはから、冬に向けて赤い色でまとめました。
これからクリスマスに向けて、少しづつ飾りつけをしていきます。
暗い、長い冬を出来るだけ楽しく色づけていく、、北国の生活の知恵ですね。
先ほどの息子の朝帰りのお話。
こちらでは18歳で成人です。
18歳になると、親は、もう大人だから何にも言えないとこちらの人は口にします。
家を出て一人暮らしすることは自立への一歩と、親がお金を出して子供に一人住まいをさせます。
この ” 自立 ” という言葉が曲者!で、此方では小さい子供にも使います。
赤ちゃんは、自分の部屋で寝かせる事! そうでないと、将来自立できない子になる。
幼稚園児をお友達の家にお泊りさせる事。すなわち自立心を養う上で大切。
あのね、私はながーーーい間、母親と一緒に寝ていたけれど自立しましたよ!
そう、赤ちゃんの時からね、ずーーーっと。
でも、小さいころに他のお家にお泊りすることはできなかった。うちの姉と一緒でもできなかった。母親が恋しくて、恋しくて、、、
それでも、私は20歳になって自立しました。
18歳になったら、親は何にも言えない?
冗談じゃない!
自立するというのは、自分でお金を稼いで、生活が出来る事。
それまでは親と一緒に暮らして、親の生活ルールに合わせる事は当たりまえ。
家ではそう教育しています。
門限や、旅行に行くことに関しては何も言いません。それぞれの付き合いがありますから。
ただ、遅くなる時には、一言連絡すること。
一緒に住んでいる限り、帰ってこないと心配しますからね。
うちは息子二人ですから、女の子の場合とは違うと思われるでしょ?
こちらでは特に差はありません。
女の子にも門限は特にないし、友達と旅行に行ったり、お泊りするのも自由です。
もちろん、此方で私たちの考えに口を挟む人はいます。
そんなときには、毅然と上記の理由を言って、親のお金で一人暮らしすることは自立ではないと私は考えます!と伝えます。
その国、その国で考え方の違いはありますからね。
でも、少なくとも私に対して、子供の自立の話をする人がいなくなって、気分的に楽になりました。
ボスママの面目は、今のところまだ保たれているという事でしょうか、、、