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クリスマスプレゼントの行く末 動物保護施設は満杯

      2016/01/18

毎年、クリスマスの時期になると、ペットをクリスマスにプレゼントするのは止めましょう!というキャンペーンが繰り広げられます。
一部の動物保護団体は、12月に入ると、動物の引き渡しをしない所もあります。

そして、今年も12月末から、もう既にどこの施設もいっぱいです、、との悲しい知らせ。

 

 

maigrey42 / Pixabay

 

クリスマス前のある日、ご近所の年配の女性が街路樹に張り紙をしていました。
お伺いすると、6歳になる彼女のペルシャ猫がもう数日前から家に帰って来ないのだとか。

「クリスマスの時期はね、きれいな子は盗まれやすいのよ。クリスマスプレゼントにされるのよね、、、」

写真には本当にきれいな白い猫が映っています。

「もう、思いつく限りの処には連絡を取ったの。事故死の可能性も調べてみたけど、うちの子はいなかったのよ。」

こちらではペットにチップを埋め込んでいても、そのペットが事故死をして発見された場合でも警察からの連絡はありません。こちらから連絡を取って、自分のペットが事故死に登録されているかどうかは調べてもらえます。

クリスマス前になんと悲しいこと、、、でも、もしこの話が本当であった場合、盗んだものをプレゼントするって、いったい、、、?

子供にねだられて犬をプレゼントしたら、子供がアレルギーだから動物保護団体に引き取ってもらった。これはよくある話です。
ちょっと医者に行って、アレルギーテストをしてもらうとういう考えが無いんでしょうね。

又は、大きくなりすぎて、飼えない。よく鳴くので近所から苦情が来るから。
こういう子たちは、クリスマスが終わったら保護施設に連れていかれます。
こちらでは保健所で始末するという事はありません。それだけでも幸いでしょうか?

どんなにその施設で大切にされていても、施設に行ってごらんなさい。どの子も悲しそうな目で見るか、ここから出して、私を連れて行ってと鳴くか、、、それは胸痛むシーンです。

 

Activedia / Pixabay

 

我が家では最後の大型犬が亡くなってから、しばらくのあいだ犬を飼っていませんでした。
当時、小学校高学年になった次男がある日、そろそろまた犬が欲しい、と言うものですから、次男を連れて動物保護施設に行きました。
今まで我が家にいた子たちは、みんな施設から来た子ばかりでしたから、私にしてみれば当たり前だったし、また、動物を飼う責任を次男に見せたかった。

施設に行くと、何処の檻からも悲しそうな犬の叫び声が聞こえてきます。
僕を、私を、ここから出して!!
大きな施設の中の檻を順番に回っていくと、次男が下を向いて檻の中の犬を見ていません。
どうしたのかと思って彼の顔を覗き込むと、目にはもう一杯の涙。

「僕はこの子たち、皆連れて帰れないし、この子たちのうちから一匹なんて選べない。」

そう、これはね、人間がしたことなんだよ。人間がこの子たちを不幸にした。今日は帰って、もう一度考えよう、、、

私たち人間をこんなに癒してくれる動物たち。
躾は、犬や猫より、どうも人間に必要なようです。

2016年。動物たちも、人間も、みんな幸せになれますように。

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