ドイツのごみの分別 州によって違います
2016/01/23
水曜日あたりから暖かくなるといっていたのに、今日もまだ零度以下。
でも、体感温度はそれほど寒くありません。
チコちゃんは、みぞれが降っていて、ところどころ泥跳ねするところがあるのでレインコートを着てお散歩です。
余り幸せそうに見えませんね。
ごめんね、我慢してね。
ドイツのごみの分別についてのご質問を頂きました。
ドイツのごみの分別は州によって違います。
ご参考までにハンブルグ州の場合は、
紙類 ブルーの箱 回収は月に一度 無料
リサイクル プラスティック類、黄色い箱 回収は月に二回 無料
グリーン ビオ 木の枝や芝など 緑の箱 回収は月に二回 有料
家庭ごみ グレーの箱 大きさと回収の頻度によって値段が変わります。 有料
リサイクルに捨てるものは、プラスティックやメタルです。例えば、ヨーグルトの容器などを洗う必要はありません。ざっと中身を出したら、そのままリサイクルへ。
牛乳やジュースの紙パックはブルーのコンテナーですが、これもいちいち開いて洗ったりなどという事は必要ありません。中身を飲んだら、そのまま捨てて下さい。
瓶類は、その地区が設置しているコンテナ―に捨てます。
手前のブルーは紙類です。その奥に瓶用のコンテナーが続きます。
瓶は、白(透明)、グリーン、茶色に分かれています。色に気を付けて下さい。
これはグリーンの瓶用。
是非、覚えておいて頂きたい事は、捨てる時間が規制されている事です。紙類はいつ捨てても構いませんが、びん類は、平日7時から19時です。平日とは、Werktag 労働日と言って、月曜日から土曜日までです。
瓶を捨てると大きな音が出ますので、決して日曜日には捨てないようにして下さい。
大型ゴミはリサイクルセンターに持って行ったり、州によっては回収日が決まっているところもあります。ものによって有料の場合があります。
靴や古着は、これも州によって違いますが、地区ごとにコンテナーを置いているところが多いようです。又はリサイクリングセンターに持って行きます。
電池は、リサイクルセンターか、スパーマーケットの一角に集められていますので、そこで捨てて下さい。決して家庭ごみに入れないように。
アパートにお住まいの方は、大きなゴミ箱がいくつか置いてあります。紙類、リサイクル、家庭ごみと別れていますから、それぞれに分けて捨てて下さい。
最後に、ペットボトルや缶に入った飲み物は、買ったときにリサイクル代の25セントを払います。そして飲み終えたら、スーパーマーケットなどの返還の機械に入れてレシートを取り、そのレシートをお店に提出して換金してもらいます。取ったレシートは、そのお店でしか換金できません。
たまにこのマークがついていないボトルもありますが、殆どの場合付いていますので捨てないようにして下さい。
日本に帰ると、分別がとても面倒でびっくりします。
慣れると、そうでもないのかもしれませんが。
まあ、こういう事は慣れですね。どこに入れたらいいか分からないものは家庭ごみへ。