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カーニバル休暇中に起こったドイツ列車事故 死者10名、重軽傷者80名 

   

今朝、バイエルンで起きた列車事故はこちらの20時時点で死者10名になりました。

ちょうどカーニバルのさなかで、通勤客が少なかったため死者、重軽症者の数が少なかったとのことです。

事故が起こった場所は、川沿いでとても風景の美しいところ。
私も、一度ミュンヘンから電車で通った事があります。
ミュンヘンからキームゼーに向かって行くと、手前にローゼンハイムという大きい街があります。
その途中で起こったのが今回の事故です。

事故が起こった場所は単線で、どうしてストップ制御が効かなかったのか、ドイツの技術でどうしてこんな事故が起きたのか、それが世間の注目を浴びています。

 

dassel / Pixabay

 

そういえば、日本で電車事故が起こった時にドイツ人は、あんなに時間をきっちり守ろうとするから事故が起こる。日本人はストレスにさらされているから、あんな事故が起こるんだ、と評したのを聞いてびっくりした事があります。
ドイツでは電車が時間通りに来るこたはあまりないですからね。でも彼らはそれをあまり気にしている様子はありません。
ため息をつく人はいても、大した事は無い、と思っている人が殆どのようです。

今回の事故では、ブラックボックスを解明するというのを聞きました。

私が知らなかっただけで、今は電車でもブラックボックスがあるのですね。
いつだったか、フランスで電車事故があって以来、ブラックボックスを搭載するようになったそうです。

今回の正面衝突事故で、互いの運転手は亡くなりました。
ブラックボックスがどういう結果を知らせるのか、国民の注目が集まっています。

この事件に関し、こういう言葉を使うのはよくないとは思いますが、日本人の死亡は確認されていません。

事故のたびに、日本人の関与をニュースで流しますが、これは致し方のない事。
例えば、もしあなたの家族がちょどミュンヘンにいて、友達に会いにローゼンハイムに向かった、という事を知っていれば今回の事故は大変、気になるでしょう。

自分の事だけ、自国民の事だけ考えているとやり玉にあがった事もある言葉ですが、これは本当に仕方のない事。

今のところ、日本人が事故に遭ったとの情報は流れていません。

最近は、何を言うのも難しくなってきました。

日本人の正装、和服でセレモニーに出て叩かれたり、相手を思いやって、相手国のブルーチーズが美味しかったと言って叩かれる時代ですから。
しかも何も言わなければ言わないで叩かれる。

日本は嫌な国になりました。

 

deutschonline / Pixabay

 

今回のドイツの電車事故は、カーニバル休暇中で乗客が少なかったとはいえ、それでも犠牲者の家族がいます。

明日は、Aschermittwoch (灰の水曜日)、死して灰となる事を考える日ですが、カトリックでは同時に断食が始まり、その断食は46日後の復活祭、イースターまで続きます。
地方によっては1週間とするところもありますし、全く断食をしない所もあります。
そして断食と言っても全く何も食べないわけではなく、”肉を食べない” と思って頂いてよいでしょう。

命について考えるという事です。

明日、カトリックの街では、主に南ドイツですが、通常は色々な催しがあります。

しかしながら、今日の電車事故や他、たくさんの問題を抱えた今、明日の催しは殆どの街で行われない事になりました。

カーニバル休暇中の悲しい出来事でした。

 

 

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