ドイツの歯科医にて 歯のクリーニングは年に2回
今日はドイツの歯医者さんのお話です。
年に2-3回、歯のクリーニングに行きます。
こちらの歯科医では虫歯や歯周病を防ぐために、年に2回の歯のクリーニングを推奨しています。
これはホワイトニングではありません。
このクリーニングでは、虫歯や歯周病の原因となる歯石や歯垢を取り、そしてコーヒー、紅茶で着色した色を取り除きます。
もう既に歯周病にかかっている方は、歯周病の進行を食い止める為に年に3回はクリーニングをする事をお勧めします。
こちらの歯科医では、通常、超音波を使ってクリーニングをします。
この音が嫌ですね。キーーーンと頭の芯に響きそうな音。
嫌いですが歯周病にはかかりたくありませんので、年に2回は必ず歯のコントロールも兼ねて歯科医に行っています。
先生にチェックしてもらった後、クリーニングをしてもらいます。
良かった、コントロールでは何の問題もありませんでした。
上記の部屋を私は拷問部屋と呼んでいます。
お医者様は私のお友達。
恐がりの私には、ウサギさんが用意されています。
痛みを伴う時には、このウサギさんを抱くと精神的に気が休まります。
ウソだと思う?
フィギュアの羽生君だって、プーさん抱いているじゃない!
私の場合、歯茎部分がとても敏感なので、正直、クリーニングは苦手。手にハンカチを持っていたら、お友達がこのウサギさんを抱かせてくれました。
なるほど、、うん、これは良い。
この写真にあるソファーは一番上の診察台のある部屋に置かれています。
子供たちが小さい時には、ここに座って、彼らが歯の治療をしてもらうあいだ待っていました。ゆったり待てるっていいですよね。
子供も不安が無いし。
ちょっと見にくいけど、ウサギさんの後ろには小さな箱があって、治療が終わると子供たちはその箱の中に入っている小さなおもちゃがもらえます。
日本にもあるのでしょうか、こういった子供たちへのご褒美サービス。
優しい先生が終わったら、「おりこうさんだったね、終わったよ。ご褒美は何が良い?」
、、、いいな。
私が子供の頃は、歯科医と言うと阿鼻叫喚だったわ、、、
彼女のクリニックは街のど真ん中。
ここから市庁舎の塔や広場が見えます。
歯科医の予約は、私のような引き籠りにはとてもいい機会で、何時も治療が終わってから彼女と二人で食事に出かけます。
友達はやっぱり会って話さないと、ね。
因みに、この日は二人でお寿司を食べに行きました。
ああ、、、写真を撮るのを忘れた、、
帰る前に、次回、半年後の予約を取ります。
でも虫歯や歯周病の予防の基本は、やはり毎日のお手入れ。
1.朝起きたら、大匙いっぱいのオイルを口に含んで、少なくとも5分間口の中でぶくぶくします。オイルプリングです。
2.その後は磨きをしますが、まずオイルプリングのあと口を生暖かいお湯ですすぎ、それから歯磨きを始めます。
歯を真ん中で左右に分け、上右側半分表、その裏側。上左側半分表、その裏側。そして下の歯も同じように分けて歯磨きします。
3.その後タフトブラシを使って、歯の間や付け根、歯茎との間をきれいに磨きます。
4.歯間ブラシと、歯の間をデンタルフロスで掃除します。
全行程、約10分。
時間が掛かりすぎますか?
でもこれだけすれば、あなたの歯は虫歯や歯周病からかなり守る事が出来ますよ。
健康は歯から!
先ずはやってみたら?とっても気持ちがいいですよ!