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保育園落ちた、、、子供を持たぬ人へのバッシング

   

日本では子供を持たない女性は、バッシングに遭いやすいですね。

その人その人に、都合や事情がありそうなものなのに、何で子供を作らない!と他人が叩くのはとてもおかしいと感じます。

・あなたは、自分の事しか考えていない。子供を持たないとこの先、日本という国がやっていけない。
⇒それはあなたが自分自身の将来を心配しているから。
そう言うあなたは、”お国の為” に子供を作ったのでしょうか?

・老後になったら泣きを見る。
⇒人の不幸を心待ちにしている人。自分自身が不幸なんでしょうね。

・子供を作らないと人間として成長が無い。
⇒マザー・テレサは人間としてどうか?という事でしょうか?こういうセリフは問題児の親に多いというのを読んだことがあります。

まあ、叩こうと思えばいくらでも出てきます。

不思議なのは、どうして人を叩くのか?
彼らにどんな権利があって、自分を正当化しているのか?

日本では、女性は子供を産んで一人前という考えがあるように思えます。
私も子供を産んだ時に、子持ちの日本人の女性に言われました。

「やっとあなたもこれで一人前の女になったわね!」

、、、私、今まで女ちゃうかったんや、、、。

 

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子供を持つ苦労や喜びを経験できることは確かですが、一人前、、?

これらのバッシングは子供を持った人間が、持たない人に対して持っているやっかみが大きいのではないかと私は思うのです。
だって、セリフを聞いてごらんなさい。

子供がいないから海外旅行に行ける。

子供がいないから大きな家に住んでいる。

子供がいないから夫婦二人で出かけている。

これってやっかみでしょう?

でも、またそこで、そういうやっかみを言う人たちが憐れにも思えるのです。

保育園に預ける事が出来れば、私も働きに出れた。家計が楽になったはず。

子供の教育費にお金が掛からなければ、老後の生活も安定した。

つまり、行政がもう少し子供の教育にお金をかけてくれたなら、子供を持つ人もゆとりを持った生活が出来て、他人に攻撃的にならなくて済む、という事ではないでしょうか。

私が高齢出産に踏み切ったのは、ドイツの行政が子供を持つことを支援してくれているところが大きいと思います。

出産時に出産手当。
出産後、半年間の給料支払い。
仕事復帰には3年間の猶予を会社が保証。
また、子供を持つ人の時短勤務の保証。
子供手当の充実、大学生は25歳まで給付。
高校、場合によっては大学の学費が無料。

ドイツには日本のような進学塾はありません。勉強で後れを取っている子供たちが行く塾だけです。
それも1時間、10-15ユーロくらい。
プロの高校生の家庭教師で、1時間25ユーロくらいです。

 

私の周りの子供を持たない友達は、シングルであろうとパートナーと一緒であろうと生活を謳歌しています。
子供を持たなかったからこそできた生活の部分もあります。

でも、小さな子供がいる事で友達から排除されたことはありません。
パーティにも子連れで参加します。
これはもちろん、自分の子は自分で面倒を見る事が前提ですが。

今、日本の行政が変わって、子供を育てやすい国になれば、子供が欲しくない人の意識が変わるかも知れません。
また子供を持たない人へのバッシングが減って、子供が出来ないと悩む人も少しは減るのでは、、と思うのですがどうでしょう。

風が吹けば桶屋が、、、に近い発想かも知れませんが、”保育園落ちた” の書き込み以来、皆さんと同じように私も考える事が多くなりました。

 

 

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