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ドイツ統一の日

   

10月3日、ドイツ統一の日です。

今日は、1989年の頃のドイツの動きを、ただ懐かしく思い出していました。

あれは、こちらの時間で夜だったでしょうか、、、
突然、政府から東との行き来を許可する、という言葉が発せられ、民衆は沸上がりました。

そこからです。
ベルリンのブランデンブルグ門が開き、人々がその門から東に、西に自由に歩きだしたのが。

あの時の感動は、言葉に表せません。

ドイツ人国民が、東も西もなく、ブランデンブルグ門でお互いに涙し、抱き合い、また一つのドイツとなって将来に向かって歩み始めた瞬間でした。

10月3日当日には、各地で花火があげられ、国が一つになってお祝いしました。
各家庭でも花火を打ちあげて隣人と抱き合い、一つのドイツを喜びました。

 

omeloc / Pixabay

 
ところが、この喜びは長くは続きませんでした。

旧西側では、東復興のために課される重税がかなり生活に響きました。
ところが、平等を求める旧東は、賃金、及び年金の平等、値上げ要求をしました。

西にしてみれば、今までわずかしか年金を払ってこなかった東のために、さらに年金まで分け与える事になります。

喜びは何時の日か憎しみに変わり、東西ののいさかいが大きくなってきました。

そして、西と東が再びいがみ合うようになります。
東は共産主義でしたから、考え方も、仕事の仕方も違います。

彼らの働き方は、西の人間には理解しがたいことが多くなってきます。

ところが東の人間にしてみれば、当たり前に働いているのに文句を言われることに、我慢が出来ません。

そのうちに西側は、もう一度壁を建てろと言い、東は、旧東の時代の方がずっと暮らしやすかった、といいます。

本当に難しい問題ですね。
ドイツは首都が国の赤字を作っている、数少ない国です。
ベルリンが無かったら、2.8%浮くらしい。

殆どの国では、首都が大きく稼いでいるのが普通なのですが、、、

今のドイツは東西の問題だけでなく、何時もこちらでお話してきた難民問題が今も大きな問題になっています。
この先、ドイツはどちらに舵を切っていくのか、昔のあの美しいドイツに戻れるのか?

私の第二の故郷であり、息子たちの生まれ故郷であるドイツ。

この国が、何時の日か本当に統一されて、力強い国になる事を祈っています。

 

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